さてお立ち会い!
ゲイツアーといえば、アメリカ、オーストラリアやタイを思い浮かべる人が多いと思いますが、
一番身近な外国のひとつ台湾が意外と穴場、ということをご存知でしたか?
衛星放送とインターネットの普及で、世界全体が小さくなりました。ましてアジアなんかは全くのお隣りという状態です。
台湾はもともと親日的な民族性で、そこに日本ブームが起こり、歌やドラマも加わり、男も含んで、“メイド・イン・ジャパン”が大人気。
日本においては金城武が大ブレイクし、アジア、台湾でも彼の注目度は抜群。
台湾の男の子は金城武に似ている男に限らずカワイイ・かっこいい男がマジ多いんです。
総体的に台湾男児の外見は日本人とあまり変わらないところがよろしいんでは。
しかも台湾のゲイは日本人が大〜好き、行けばモテモテ。行かなくちゃ!

1989年、戒厳令の解禁以後、いろいろなジャンルでハイスピードの改革と変化を遂げている台湾。
特にその中で目立ったものは、女性の権利向上とゲイの人権運動が上げられるでしょう。
そのためかゲイビジネスが盛んになり、新しいマーケットや未開発のビジネス・ゾーンとして参入者が多く、ゲイ業界が賑わっています。
具体的な例としてはこの5年の間に、ゲイ専門出版社、運動団体、ゲイ専門のツアー会社、ゲイ雑誌が創刊され(しかも一気に三誌)、ゲイバー、ゲイショップ、ハッテン・スポットが次から次へとオープンし、台湾社会に変化をもたらしています。
そのスピードは世界に例を見ないくらいの早さです。

すべすべとした白い肌の可愛い男の子がいっぱいいて、食べるものは美味しいし、物価も安い!
ゲイにとって食欲、性欲を満たすことにおいてはタイランドにも優ります。
このようなことを台湾では「金玉満堂」といいます。

君も台湾で思いっきり金玉満堂を味わってみよう!!




台湾の情報を収集するのは日本と台湾の2つに分けられます。

日本にて:
書店でガイドブック、情報書を買う。または台湾観光協会(帝国ホテル内)、日華資料センター(港区三田)には、無料の資料がたくさん用意されています。
ゲイスポットに関する日本語情報は、このサイトを見るのがベスト(かな)!

台湾にて:
台湾の空の玄関「中正国際機場(別名/蒋介石国際空港)」には観光局旅客服務中心(ツーリスト・インフォメーション・センター、TEL/02-2717-3737)があり、日本語のわかる職員が親切に対応してくれます。
台北や台湾全土を紹介する資料を始め、日本語表記の地図も用意してあります。ホテルの紹介や予約も無料で手配してくれます。市内だと台湾観光協会本部(台北市民権東路二段9号5楼)、日本大使館と同じビルにある交通部観光局(台北市忠孝東路四段280号9楼、TEL/02-2721-8541)。これらの事務所には日本語の資料や日本語が話せるスタッフがいるので安心!
ゲイスポットに関する情報は、誠品書店のゲイ書籍コーナーで。しかし殆ど中国語です。英語の紹介は少しありますが、残念ながらが日本語の情報紹介誌はありません。
滞在期間が14日以内であれば、ビザは免除されます。ただし、パスポートの有効期限は3か月以上でないと駄目なので、注意してください。外国で何かあった場合、大使館を頼りますが、日本と台湾は国交がないので、日本大使館という名前が使えず、交流協会台北辧事処といいます、TEL/02-2741-2116





旅行に必要のはお金。台湾の通貨は新台幣(シンタイビー)と言います。国際的表記はNT$(New Taiwan Daller)、漢字の表記になると「」。
通貨の種類は紙幣とコイン。紙幣は1000元、500元、100元、50元の4種類。コインは50元、10元、5元、1元の4種類。レートは1元=3.5円くらい、しかし物価の違う台湾で使う感覚は1000元紙幣が10000円、500元紙幣は5000円くらいの感覚ではないでしょうか。紙幣にしろコインにしろ、使われている肖像は孫文と蒋介石2人、見方によって結構いい男かも!老け専の人に持ってこい(かも)。
台湾の物価は安いとよく言われますが、実際に安いのはは交通費と食費だけで、その他の物は日本並みの高さです。カードはほとんどの場所で使えますが、トラベラーズ・チェックは利用できる場所が限られているので注意してください。庶民的な屋台やゲイスポットなどはカードも通用しないので、現金に両替しておきましょう。

市内のホテルよりも空港の銀行出張所や市内の銀行の方がレートがいい(しかしホテルの両替担当者が断然に格好いいことが多いので、お好きところでどうぞ)その際パスポートが必要です。両替する時、発行される両替証明書は、出国の時まで保管してください。これがないと、使い残した元を外貨に両替することができません。




空港から:
蒋介石国際空港から市内まで約1時間、ホテルのシャトルバス、リムジンカー、リムジンバス、タクシーが利用できる。それぞれの受付カウンターは入国ロビーの右端(ホテルのシャトルバス、リムジンカー)と左端(リムジンバス)に分かれている。タクシーを利用する場合はロビー出てからのタクシー乗り場で。
一番安上がりのはリムジンバスで約150元前後、ホテルのシャトルバスは5つ星ホテルに全部あるとは限らないので、予約の際に確認してください。リムジンカーは1500元から(車種と行き先によって違う)、空港タクシーは事前交渉が必要な場合もありますので、乗るときは運任せ!その場合は、台北市内のホテルの遠近にかかわらず、目安としては1200元前後。
リムジンバスは市内に入ってからいろんなホテルを回って止まるので、多少時間がかりますが、ゆっくり市内見学的雰囲気を楽しむのと男チェックにはいいと思います。

市内の移動:
市内の移動方法は市営電車(截運)、バス(巴士)、タクシー(計程車)。台北のタクシーは黄色で台数はとても多い。乗り方は日本と一緒で、手を上げれば止まってくれる。
初乗り料金は70元ですが、乗車の際にメーターに注意してください。
新しいメーターを入れてるタクシーはそのままの料金を払う、そうじゃないタクシーは縦軸に時間、横軸に距離をとった表を見て、料金を払うようになっています。その表は大きいのが座席に下げてある場合もありますし、
運ちゃんだけが持ってる場合もあります。毎回面倒くさいので新しいメーターを既に入れている運ちゃんが多いみたいです。(あの20元プラスしろ、っていうシールは現在ありません。)
タクシーの運転手は英語が殆ど駄目なので、乗る前に行き先を漢字でメモに書いておいた方がいいでしょう。
しかし車内のイチャイチャや発言は気をつけて!
英語はできなくても日本語が分かる運転手が大勢います。運転手はおじさんが多いので、ハッテンの期待はできませんよ!

電車が通っていない路線では、バスが市民の重要な足です。しかし、路線が多くて複雑、安いけれど(15元)乗りこなすのはなかなか難しい。
バイクを持ってないOLがよく利用する乗り物です。

そしてレンタカー。市内の交通状況やマナーはけしていい方ではありません。交通量は多いし、歩行者も多く、平気で車道を横断するマナーを守らない人もたくさん。おまけに通行人優先じゃなく車優先、早いモノ勝ちの弱肉強食社会ですので、道路を横断する時は要注意。その上、日本と違って右側通行なので、レンタカーを借りるのはお勧めできないというより、絶対やめた方がいいでしょう。

市営電車は合計7路線(途中までしかできていない、工事中の路線もある)。日本と同じように色で分けられており、日本の電車に慣れていれば乗り替えなどは問題ないでしょう。駅は全部吹き抜けとなっていて立派な作り、運賃も安い(20元から)。渋滞に巻き込まれる心配もないし、是非ご利用下さい。しかし、目的地に一番近い駅に降りて、タクシーに乗り換える場合、あまり短距離だと乗せてくれない場合がありますので、ご注意ください。そして、男鑑賞には一番適しており、お勧めの乗り物です。→路線マップ




台湾は南北に細長く、台北だと亜熱帯で、春秋はそれほど暑くありません。
しかし冬だと10度以下の場合もあり、湿気が高いため肌寒く感じます。天気予報は沖縄を参考にすればいいでしょう。南にいくにつれて暑くなり、南部の台南、高雄あたりは熱帯に属し、夏の平均気温が30度前後なり、年間平均気温が22度の台北とは温度差が結構ある。

観光シーズンは4月と10月が暑くなく過ごしやすいので最適。
マリンスポーツや台湾ガイの海水浴姿を見に行くのなら、夏休みの7月、8月がよいのは言うまでもありません。しかし7〜9月は台風の季節でもあるので、情報にご注意。
1月、2月頃は台湾のお正月、台湾人旅行者や帰省者が多いので、交通機関やホテルが大変混雑します。
気候がよくわりとすいているのは6月、しかし6月は雨期、といろいろな条件が天候には付いて回ります。旅をしたいと思ったときが一番の観光シーズンと考えましょう。
冬の時期(12月〜2月)を除いて、室外では年中Tシャツ一枚で大丈夫。ゲイクラブなどは特に服装制限はありませんが、都会の高級レストラン、ナイトクラブも楽しみたいというなら、ジャケットと皮靴を準備しましょう。

亜熱帯とはいえ、冬だと肌寒く感じる日があります。暖房設備のない所が多いので、コートやセーターが必要です。夏はホテルやデパートでは冷房がガンガン効いているので、外との温度差がかなりありますので、薄着を一枚持っていた方が無難。新しく出来たゲイサウナだと、冷暖房は完備なので、館内裸でウロチョロしても風邪を引く心配はないでしょう。ジムつきのタイプが多いので、トレーニングウェアーを用意した方が完璧!




台湾では郵便局のことを郵局という。
郵便事情は大変よく、早くて正確、料金も安い。同一市内でしたらその日もしくは翌日に、速達なら半日で届くこともある。市内には郵便局やポストも多く、小さな町にも必ずひとつの郵便局がある。営業時間は8時から18時まで。

投函は、国内普通便は緑のポスト、速達やエアメールは赤のポストに入れる。小包は直接郵便局の窓口へ。日本へのエアーメールは約4日、船便だと10日くらいかかる。台湾当局はエッチものに対する取り締まりが厳しいというイメージがあるので、台湾からの郵便物を日本の税関が調べる事は少ない。台湾の本屋にはペニス丸見えの写真集(勃起していなければO.K.)が堂々と売られている。ペニス丸見えの印刷物は手で持って帰るよりも郵便ルートのほうが完全で確実かも!?

台湾の公衆電話は公用電話という。
カード式とコイン式の2種類で、国内専用電話と国際電話もO.K.という電話機も2種類ある。ちょっと前まではあちこちに公衆電話がいっぱいあったが、現在は携帯電話(大哥大または手機という)が普及したせいで、数がかなり減りました。駅やコンビニ前、デパートの階段踊り場付近には現在も必ずあるので、覚えておいてください。
コインの1元、5元、10元は使用出来ます。しかし国際電話は10元コインしか使えません。テレホンカードもありますが、風景が中心で、絵はがきのような絵柄がほとんど、可愛いとは言えませんが、記念にはいいでしょう。
電話口で最初の言葉、日本語は「もしもし」、北京語だと「ウェイー」、片言の北京語+日本語+英語のしゃべり方は外国人らしくて、好感度アップかも!
国際電話を使う場合、ホテルよりも公衆電話の方が安い。電話機に黄色シールが貼ってあり、赤い文字で「国際国内直揆共用」と書いてある電話なら、国際電話をかけられる。

ダイヤル直通電話のかけ方:例/東京への場合
002(国際電話局)-81(日本の国番号)-3(最初の0を取った市外局番)-1234-5678(電話番号)。
市内通話は日本とまったく同じで、(局番)1234と(相手番号)5678、と八桁の数字を押すだけでよい。




台湾のホテルを表す言葉は大飯店、飯店、賓館、大酒店、酒店。
言葉によるランクはありません。欧米だと星でランクを表しますが、台湾では梅で標示、最高級ホテルは5つ梅となります。
大都市になると5つ梅の国際ホテルがたくさんあり、シングル値段は7000元前後。
贅沢なホテルライフを楽しみたい方には、次のようなホテルがお勧めです。

1.遠東国際大飯店 Shangri-La Far Eastern Plaza Hotel
2.晶華酒店 Grand Formosa Regent
3.西華飯店 The Sherwood Taipei
4.六福皇宮 The Westin Taipei
5.凱悦飯店 Grand Hyatt Taipei

 2の晶華酒店が繁華街に位置しているほか、1. 遠東国際大飯店、3. 西華飯店、4.六福皇宮はビジネス街に建ち、5の凱悦飯店はかなり郊外になります。1.遠東国際大飯店は芸能関係者やゲイがよく利用するホテルです。

ゲイスポットは殆ど繁華街にあるので、台北駅周辺のホテルは便利。ランクと値段はいろいろですので、ニーズに応じて選びましょう。
ちなみに台北駅真ん前の希爾頓大飯店(Taipei Hilton・台北ヒルトン)はどこに行くにも超便利。
台北駅からタクシーで3分くらいの場所には来来大飯店(Lai Lai Sheraton Hotel Taipei)があり、スーパー豪華じゃないけれど、一応5つ梅ランクに入っています。人気ゲイクラブ「Funky」は歩いて3分くらいのすぐそば。

日本と同様に、ラブホテルはある。名称は「飯店」「酒店」ではなく、たいてい「賓館」という。作りは日本と似て磨りガラスのドア、色鮮やかねネオンがチカチカ、「休息」という看板が掛かってる。男同志専用のラブホテルはないが、「賓館」を男同志がわりと平気で利用している。




機内で「入境登記表」を漢字で記入して、入国審査を受けます。
入国審査の窓口はたくさんあり、審査官は若い子が多く男と女半分半分かな!制服を着ると皆格好よく見えるのはどうしてかな?好みの人の所に列ぶのはいいけれど、窓口は台湾人と外国人に分かれているので、よく見てから!

次は荷物検査。免税で持ち込める煙草やお酒は量が決まっておりますのでご注意を!
果物などの生モノの持ち込みは禁止されています。ゲイが喜ぶポルノ書籍やビデオなどは没収の対象となっており、万が一捕まった場合には要注意人物として出入国データーに登録され、税関を通るたびに特別検査を受ける恐れがあります。しかし、日本人の短期旅行者の荷物でしたら、殆ど無検査、フリーパスの場合が多い、ご幸運を祈ります。

日本に関する情報は大量に台湾に入っているので、思った以上に台湾の人たちが日本のことをよく知っています。
お安いお土産で簡単には騙されない、逆に足元を見られる場合が多いにあります。日本人にあげても恥ずかしくないようなお土産を用意しましょう。

台湾のゲイが喜ぶお土産としては、和風の菓子、オーデコロン、シャツなど着るもの、アクセサリーなどの他、日本のゲイ雑誌やビデオ、ラブオイル、RUSH、大人の玩具などが挙げられます。和風菓子の場合、台湾にも支店を出している場合が多いので、日本で全国展開のいわゆる有名銘菓は避けた方が無難でしょう。洋服や小物を購入する場合、日本製かどうかをチェックしましょう。台湾、中国、東南アジア製のものはあまりありがたがられませんから。そして色とモノにはタブーがあるので、むやみに日本の感覚でものを差し上げないことです。
台湾の人たちは総体的に赤を好み、日本で人気のあるモノトーンの白黒はお葬式のイメージで不吉の色です。喪服の飾りによく使われるので、生成の麻製品もやめた方がよいでしょう。ハンカチ(涙を拭くため)、靴、靴下(はいて行ってしまう)は「別れ」を思わせ、傘、扇子、梨も中国語の発音が「別れ」と同音のため避けた方が無難。




台湾にも「妨害風化条例」という法律があるので(売春防止法と同じ)、ゲイ雑誌を見ても売り専の広告が一切ありません。しかし、何事にも裏と表があるように、表面的にはそうであっても裏には結構存在しています。
新聞の求人広告(特にメジャーでない新聞の夕刊)をゆっくり探せばあります、あります!!
数多くの広告の中に小さいスペースで同じような広告が何10件と集中しており、「男按摩師」「男指圧」などのタイトルで、携帯の番号のみが記されています。不法営業なので基本的には店舗はなく、ボーイをホテルに呼ぶのが一般的。

ボーイはアルバイト感覚で、収入の少ない大学生や兵役中の若い子が多い。
「海軍陸戦隊」という文字を記しているのは海軍の特殊部隊に属する筋肉マッチョが売りということです。電話で自分のタイプを告げ(日本人タレントの名前もO.K. しかし漢字の発音は日本語と違うので、事前に中国語の発音をマスター方がいいでしょう)、ホテル名、部屋番号、約束時間、値段も事前に交渉した方がいいですね。基本的に中国語のみ。簡単な英語なら大丈夫かもしれませんが、日本語はほとんど通じません。

日本と違って基本的には時間制限がありません。相性が合えば何発でもO.K. その場合、ボーイさんが喜ぶ演出やお土産が必要かも!そしてケチは厳禁。うまくいけば、翌日市内をゆっくり案内してもらえるケースもあります。
相場は2000元から3000元の間で、交渉次第!(人種やホテルのランクを見て値段は上下します。ちなみに日本人は金持ちというイメージです)。来たボーイがあまりイメージとかけ離れていて納得できない場合は、その場で交通費としての200元を払って帰えしても構いません。

同じ店で何件もの広告を出している場合が多いので、受付の声で確認!ボーイが部屋に到着してからもう一度本人に料金を確認してください。
台湾ではチップの習慣はありませんが、特別サービスのいい場合はサービス料の1割 200〜300元くらいを渡せば喜ばれるでしょう。




台湾社会は2001年から完全に週休2日になりました。
精力旺盛な兵隊さんの休みも土日ですので、金曜の夜から日曜日の午後まで、各ゲイ・スポットはたいへん混み合います(特にハッテンサウナ)。

大型連休は年1回、春節と言って旧正月(2月中旬)1週間ぐらい(旧暦なので毎年日にちが違うので、要確認!)です。
日本と同様に海外旅行や国内の民族大移動が起こり、中南部の青年が多く上京するので、知り合ういいチャンスでしょう。(春節と限らず、3日以上の連休であれば、こういう現象が起きます)。

台北のはお祭りはあまり多くありません。その中でも一番盛大なのが元宵節ランタン祭り(旧暦1月15日)と、孔子誕生祭り(新暦9月28日)。ランタン祭りは提灯の下にカップルがよく集まります。孔子誕生祭りは古代の服装を身につけた若い男が気取って厳粛に踊るのさまは見物です。

中南部の方がお祭りは盛んで、裸の男を見たいなら、台南の塩水という所に「蜂炮祭り/裸の男の群に花火をかける」があります(旧暦1月15日)。「端午節のドラゴン・ボートレース」(旧暦5月5日)、「媽祖の誕生祭り/男が海に入る」(旧暦3月23日)がお勧め。




台湾は暑い国なので、家にバスタブが付いていても使用するのはシャワーが殆ど。裸のつき合いという習慣もないので、公衆浴場はわりと少ない。親兄弟と一緒にお風呂入る習慣もないので、男同志で裸になる機会が少ない。兵役経験者を除いて、若い子は裸を見せるのを特に恥ずかしがる(ゲイ専用のハッテンサウナは別)。パンツをはいたまま露天風呂に入る所さえある。

台湾は日本と同じ火山国なので、地震と温泉が多い国です。温泉地のホテルはお風呂を売りモノにしている所が多くあります。一番有名なのは台東にある知本温泉で、露天風呂や温泉水を使った野外プールを備えているところがある。ところで台湾と日本ではお風呂、温泉に関する考え方、マナーが違う。中国文化では人前で裸をさらすことはよくないことだとされているので、室内お風呂は日本と同じ裸のつきあいができるが、露天風呂となると水着着用の場合がありますので、水着を用意した方が無難。

台北駅から車で1時間、近郊の「陽明山、北投」あたりは有名な温泉地で、日本でいえば箱根や有馬温泉という感じでしょうか。山から台北の夜景が見下ろしできるホテルが林立。宿泊してもいいけれど、泊まらず入浴のみも出来ます。

中に何軒か夜中になるとゲイが集まる温泉があります。特に人気のあるのは陽明山の中腹にある「馬槽花藝村温泉」。金曜、土曜の夜〜朝をかけて、湯気の中に目線を送り、狭い浴槽の中に触りゴッゴ、大変な賑わいを見せています。しかしその続きは必ず外でお願いします。あくまでも一般の温泉ですから。あまりゲイがたくさん集まるので、わざと2、3回値上げをしました(2000/7月現在が100元)。でもオーナーの意志と反して、さらにゲイが大勢集まるようになり、ゲイ温泉化しています。凄まじい台湾のゲイパワーに敬礼!!

そしてサウナも結構あって、特にスポーツジムと結合したハッテンサウナにはよく人が集まります。
ゲイ専用のハッテンサウナは台北だけではなく、全土にできています。特に宿泊できる24時間営業の店が人気の的になっています。温泉地の新北投にもハッテンサウナがあり、「24会館」という名前で(日本の24会館とは関係ないらしい)24時間ハッテンのできる温泉なんて、日本にはまだないので結構楽しめるのではないでしょうか!




台湾の水道水は硬水、飲み水にする時は必ず5分以上煮沸して下さい。
大きなホテルでは客室にお湯やミネラルウォーター、氷などが用意されているので、これらは飲んでも大丈夫。外では生水を避けて、ソフトドリンクやお茶を飲むように心がけるとよい。冷たいものならカン入りのものがいいでしょう。町のあっちこっちにコンビニがあり、観光地になると自販機もあります。しかし、バーやサウナで知り合った人とか売り専ボーイなど、あまり知らない人からすすめられた飲み物は飲まない方がいい。

台湾のトイレは基本的に日本と同じで安心して使用できる(危険ではない事)。よっぽどの田舎でない限り、殆どのトイレは水洗トイレで清潔です。市内でトイレを見つけるのはさほど難しくない、駅や公園などには公衆トイレがあります(場所によってハッテントイレになっている所がある)。大きなホテルやデパート、レストランなどのトイレ、利用客でなくても貸してくれる。どうしても見つからない場合には商店に頼んでもかまいませんから、立ちションだけは止めた方がいいでしょう、すぐ日本人とバレルから。

台湾ではトイレを化粧室、厠所、洗手間、便所などと表示しているが、一般には1号(イーハウ)と呼ばれている。公衆トイレとなるとトイレペーパーが用意されていない場合が多いのでご注意を!

そしてハッテントイレ、日本と違ってあくまでも出会いの場として使われています。すぐ個室に入って一発抜くというような、身体のみが目的では逆に嫌がられる場合もあります。トイレで見せあって、一歩外に出て話をしてみる、そして気が合えばホテルに行くというのが一般的です。




台湾の人種は大きくわけて3種類。

先住民族
山岳地帯に住み、部族は9部族で、それぞれ違う言葉を話します。掘りの深い顔立ち、肌がわりと浅黒いタイ人系や東南アジアによくみられるポリネシア系に似た人たちです。性格は温厚で、素朴な可愛い子が多いといえます。

本省人:
日中戦争前に台湾に移住してきた中国南方系住民。60歳以上の人は殆ど日本語が話せ、親日派家族が多い。主に台湾の中南部に住んでいて、金持ちの地主が目立つ。3種類の中では一番人口が多く、70%くらい占めるかな? 肌は小麦色が一般的で、目は大きく、九州男か沖縄人に似ています。可愛いイモ系も多く、性格と感覚は日本人に近いでしょう。本省人は台湾語と北京語の両方が話せます。

外省人
戦後、蒋介石が率いた国民党軍と一緒に台湾に渡ってきた人たち。出身地は中国各地からで、肌や顔だちはバリエーション豊か、いわゆる中国系の顔と考えてください。基本的に北京語と出身地の言語が話せます。

台湾の標準語(公用語)は北京語となっており、高齢者を除いて、殆どが北京語を喋れます。基本的には台湾語は本省人、山地語は先住民、中国の方言は外省人といえるでしょう。英語教育は結構進んでおりますので、簡単な日常会話程度の英語なら、若い子は大丈夫。
近年、日本の歌、ドラマが流行し、その関係で、日本語を勉強する若者が増えています。片言の日本語もO.K.かも!?





一般の観光拠点はガイドブックを参照してください。ゲイスポットは別の個所に記述してあります(”探訪!熱烈!ゲイスポット”の項参照)。お勧めスポットとは軍隊やノンケ男の裸が見られるスポットの事です。

まず、学生など若い子が好きな人は、西門町周辺(映画館やデパートが林立)、おしゃれな子やカップルがいっぱいいるデートスポットです。台湾の若い子ファッションの発信地でもあります。

そして半裸の男を見たいという人は、運動場が備えてある大型公園や学校のキャンパスがいい。野球やサッカーも人気あるけれど、一番簡単に気軽に出来るスポーツはバスケットボール。殆どの学校はバスケット場がある、大きな公園(青年公園)もだいたいバスケット場が備えてある。試合を除いて、暑い台湾では、パンツ一丁でプレーするのは普通。決まって汗ビショビショになるから、洋服を汚すより最初からぬいだ方がいいという考えです。
そして台北市内で一番大きな青年公園、ここにはプールがありますので、夏にはゲイの集まる場所でもあります(千駄ヶ谷の神宮プールのよう)。
公園は特に問題はありませんが、高校となると警備員がいるので、簡単に校庭には入れませんが、大学となるとキャンパスも大きい、外部の人にも自由に出入りできるし、ピチピチ大学生の汗が輝く裸や球技の様子を見るのは最高。
師範大学、淡江大学などもいいけれど、特に台湾大学キャンパスがお勧め。台湾の最高学府(東大のよう)で交通の便もいいです。
ベストな見学タイムは真昼間の暑い時間(12時〜3時まで)以外の時間。

凛々しい軍隊が好き、という制服マニアの方には、総統府周辺、蒋介石記念館、国父記念館、忠烈伺…など、儀隊や憲兵隊が駐屯しているスポットがお勧め。儀隊というのは外国人に見せる兵隊さんの事で、顔や体格が優れた男しか選ばれないので、スーパーいい男が揃っています。不動のまま立っているので蝋人形ではないかと錯覚する場合があります。間違っても触らないようにしてください。
しかし、現地では下心(?)のある女性がよく汗を拭いてあげるところを見た事もあります。一緒に記念撮影してもO.K. 時間帯によって、班を交代する際にショーが行なわれる場合があるので、時間を確かめてからね!

憲兵隊は軍人を取り締まる警察、顔立ちが儀隊よりは少々落ちるけど、体格と軍服姿は素ばらしい。
総統府周辺に白いヘルメットに緑の軍服で警備しているのはみな憲兵隊。すぐ裏に憲兵隊の駐屯地があるので、夏になると寮に上半身裸赤い短パンの憲兵たちが見られます。有名なハッテンスポット「228公園/通称新公園」が近くにあるので、非番の憲兵隊も出没する様子です。




台湾人は親日家が多く、日本統治時代の記憶と、若者の日本ブームで、日本語が分かる人が結構いるので、不用意な発言にはご注意下さい。
特に「支那」や「馬鹿」が付く言葉、「馬鹿野郎」はもちろん、「馬鹿馬鹿しい、ばかげた」など誤解を招きやすい言葉は使わないように気をつけます。そして中国大陸、政治、選挙の話も避けましょう。

軍事施設はもちろん、港、空港、海岸(ハッテンビーチの一部もその範囲に入る)も場合によって撮影禁止の地域がありますから、立て看板をよく見てからシャッターを押して下さい。
街で見かけた可愛い男にも思わずシャッターを押したくなりますが、声をかけてからにしましょう!怒られる可能性があるので。先住民などの少数民族だと金を要求される場合もあります。
ゲイスポットでは絶対撮影しない方がいいでしょう。大問題を起こす可能性があります。

煙草の投げ捨て、痰を吐く、は罰金の対象となります。
そして立ちションはさらに「妨害風化」(チンチンを露出して、善なる社会風紀を乱す)という罪名が付くので要注意!




台湾の流行歌を聞いてればわかりますが、上位にランクされる曲はバラードが70%、台湾人もしくは台湾のゲイは基本的にはロマンチストで、恋愛に対する憧れや恋人と幸せになりたいという願望は強いものがあります。しかも自分は常に悲劇のヒロインであること、なんで自分だけが幸せになれないの? 中島みゆきの歌詞の世界に生きている人がいかに多いかです。カラオケが付いている台湾のゲイバーで経験することは、楽しくノリのいい曲をリクエストする人が殆どいないことです。皆が哀愁の漂うバラードをリクエストして、自分を悲劇のヒロインに置き換えて歌うのです。

いったん恋愛が訪れると、長期に押さえてきた愛情や欲望は一気に爆発、欧米型の超ラブラブでメロメロな状態に陥る。毎日何本かのラブコールが欠かせません。週に何回か会って(毎日かも!)食事、デート、プレゼントや花束攻撃、甘い言葉、I Love Youの囁き、心がドキドキ最高なFull In Love状態がしばらく続く。

やがて、つき合えばつき合うほど相手の欠点も見えるようになり、この人が本当に赤い糸で結ばれた運命の王子様かしらと疑いはじめ、自分だってもっといい人と巡り会えるはずと、ついついゲイスポットに足を運んで、誘惑に勝てなくてついに浮気をしてしまう。そして2人の関係は終息に向かいます。そしてその繰り返し、ゲイバーではマイクを握ってはなさず、楚々と可憐で寂しい歌を歌ってしまう。20代の若い子の平均的なつき合い期間は3か月と言われています。

「哈日族(ハーリーズー)」(日本に憧れる人たち)がいるくらい、日本を好きな子が多い
日本人の恋人ができたら、友達の間では鼻が高いし、羨ましがられます。いつか日本にお嫁に行って幸せなプリンセスの生活を夢見る若いゲイは結構います。だから日本人がゲイクラブに行くとと周囲に群がり、バーに行けば声をかけてくれます。
君はせっかくのモテモテ日本人というブランドなのだから、逃す手は無い!!台北に行って、モテ遊び散らかしましょう!!

台湾の子を落とすには、プレゼント攻撃のほか、欧米人の甘い口調、ロマンチックな演出が上げられます。
具体例をあげてみますと、まず、ブランドの小物をプレゼント、滞在中にはまめに電話でラブコール&I LOVE YOUの囁き。彼があなたを友人に紹介したがる可能性が高いので、快く応じてあげましょう。おやじギャグは通用しないかわりに、日本の流行、音楽、はやりのドラマなどの話題を身につけた方がベスト。食事などの招待をされたら必ずお返しする。

台湾の習慣で、割り勘は格好悪いことだとされています(特に食事の時)。
今回はいいよと誰が出して、覚えていて次ぎはお返しとしてこちらが出します。特に外国人の場合だと、台湾に来ればお客なので、もてなすのは礼儀とされています。これは素直に受け入れるべきでしょう。お返しの機会があったらあらかじめ「今度は僕に出させて」と申し出た方がスマートなやり方です。

SMや小道具を使用するプレーは変態というマイナーなイメージがあるので、エッチはなるべくノーマルな方法が無難。帰る前夜、心に残るようなロマンチックな演出をお忘れなく。帰り際には現地のブッティクで調達した記念品と自分の電話番号を渡し、日本に遊びにおいでよ!と耳元に、それでいちころと思います、頑張ってね!

北部ゲイの特徴:流行に敏感、洋服、おしゃべりは洗練されています。高級志向。

中南部ゲイの特徴:性格がさっぱりしていて、好き嫌いは顔色だけでなく、口に出すほどはっきりしています。
言葉は多少乱暴、下品に感じる人もいるでしょうし、男らしいと思う人もいるでしょう。