GAME BOX CAFE

   営業時間:16:00〜02:00
   住所:台北市忠孝東路4段216巷40弄18號
   電話:02-2772-7231
   売場:1階/カウンターバー、グッズコーナー
       B1階/軽食喫茶、メール・ボックスコーナー
   客層:25歳〜35歳
   お店形態:BAR&軽食喫茶、ゲイ関連グッズ販売
   料金:150元から
   交通:電車(南港線/忠孝敦化駅下車、徒歩5分)
       212、299、281路線バス(阿波羅大楼站下車、徒歩5分)


台北で一番おしゃれな地域/東区。有名ブランド店がずらりと軒を並べる大通りとは正反対に、裏の路地に一歩入ると、こぢんまりした商店がずっと立ち並ぶ庶民的な台湾の暮らしが覗ける場所でもある。そこに98年の12月、突如ガラス張りの壁に、金属とアクリルの装飾、ブルーの光を放つ近未来な雰囲気の店が出現、その名も「GAME BOX CAFE」。

新しいもの好きな台湾人にはぜったい見逃せない店。「ゲイがほっとできる隠れ家的な店」を目指しているオーナーのポリシーで、あえて会員制の看板を掲げて、一般客をお断りしている。オープン以来広告や宣伝は一切していないにもかかわらず、口込みだけで今や台北の人気BARの一つになった。

すりガラスのドアを入ると、まずステンレス製のカウンターバーの後ろの壁にずらりと並らぶ大きな丸い水槽に目を奪われるはず。鉄板と鏡でできた壁のなかにブクブク泡だつブルーの水、まるで航海中の潜水艦の中にいるような錯覚を覚えてしまう。
さらに反対側の壁はガラスの棚になっていて、ゲイが好みそうなファンシーグッズや下着が綺麗に飾られている。もちろん販売もしている。

 中央階段からB1階に降りたところには、内外の雑誌が自由に読める30席ほどのカフェコーナーがある。そして「GAME BOX」一番の売りは、奥のコーナーの壁一面にしつられられた写真つきのメールボックス!

ひと月800円(3か月2000円)のレンタル料金で、自分の写真と好みのタイプをアイコンで選んでメールボックスに表示しておく。店に来たお客さんは気に入った人のメールボックスにLOVE LETTERを入れることができる仕組。この斬新なアイデアがTG(台湾ゲイ)には大受けしているとか。日本にも単なる普通の飲み屋ではなく、こういうアイデアで勝負するお店もあっていいのにと思った。

「GAME BOX CAFE」はバーでありながら、喫茶店でもある。午後4時から深夜2時まで営業しているので、サボリの営業マン、仕事帰りのサラリーマン、ショッピング途中の学生など、時間帯に関係なくいつも賑わっている。基本的には20代〜30代が中心。ママのMOREさんは、英語はもちろん日本語も少しできるそうです。
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