次亜塩素酸水の噴霧について


製造メーカーに問い合わせ頂いた意見を踏まえ、当店の意見をさせて頂きます。

昨今の各種メディアが報道しております噴霧すると有害というのは消毒剤「次亜塩素酸ナトリウム」です。
当店は、そのような有害物質は噴霧しておりません。
もちろんですが、その他危険な薬品等(ホルムアルデヒド、塩素系薬剤、又は第4級アンモニウム化合物など、特定の化学物質)は一切使っておりませんのでご安心ください。
安全性が確立された「次亜塩素酸水」を噴霧しております。
似たような名前ですが別物質です。

「社会福祉施設等における感染拡大防止のための留意点について(令和2年3月6日付事務連絡)」に関するQ&Aについてに以下のように掲載されております。

「次亜塩素酸 水を用いた市販の製品等の安全性等に言及するものではない。」 と明記されています。
ご確認下さい。

「次亜塩素酸水」の噴霧での利用は安全面から控えるよう製品評価技術基盤機構(NITE)が公表したとする報道が一部にありますが、
噴霧利用の是非について何らかの見解を示した事実は見当たりませんでした。

また、令和2年6月4日にNITEは以下のとおり報道を修正しております。

『今回の有効性評価は、アルコール消毒液の代替となる身の回りの物品の消毒方法の評価が目的であり、空間噴霧は評価対象となっておりません。
「次亜塩素酸水」の噴霧での利用は安全面から控えるよう弊機構が公表したとする報道が一部にありますが、噴霧利用の是非について何らかの見解を示した事実はございません。
「次亜塩素酸水」を消毒目的で有人空間に噴霧することは、その有効性、安全性ともに、メーカー等が工夫して評価を行っていますが、
確立された評価方法は定まっていないと承知しています。メーカーが提供する情報、経済産業省サイトの「ファクトシート」などをよく吟味し、ご判断をいただければと存じます。』


今回NITEが発表しておりますFACTシートに記載の中にある、参考情報として三重大学の福崎智司教授の著書「次亜塩素酸の科学-基礎と応用」から多く引用されておりますが、
同書籍の「第7章」には「次亜塩素酸水溶液の超音波霧化による施設環境の殺菌」を述べており同章76ページに、人体に影響ないとも明記されておりました。

また、外国での事象は、加湿器にポリヘキサメチレングアニン という殺菌剤を混入したものであり製造元が有害性を認識していた過失であり、
次亜塩素酸水の噴霧とはその特性は全く異なるものです。

さらには、当店は安全性をより確実にするため噴霧濃度を製造元の推奨している4〜5割減にして噴霧してきました。

営業再開後の6月1日以降は、多湿にならないよう噴霧量を2月当初より3分の1程度に抑えております。

今後、多湿な気候になりますので噴霧は段階的に縮小していく予定です。

今後も安全性に留意して参りますので宜しくお願いします。



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